日本唱歌童謡教育学会は、唱歌、童謡、わらべうた、日本歌曲等に関する研究
を通して、教育活動の発展に貢献することを目的とします。
昨今、子どもたちが童謡・唱歌や、わらべうたを歌う姿がなくなっています。
日本の文化というべき楽曲が私たちの世代で
消えてしまうことに心を痛めている方も多いと思います。
ともに歌い、学びましょう。
次世代に歌い継いでいくために、
いっしょに活動してまいりましょう。
主な活動内容
関連イベント
関連団体

活動報告
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1/30 舞台「渋沢栄一 60歳からの青春」
新しい1万円札の顔となる渋沢栄一。 日本経済の近代化に多大な功績を残し、社会に貢献された 根底に流れる…思い……
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英語で「シャボン玉」合唱の記事掲載!
10月27日、日野小学校音楽会にて、5・6年生の児童が童謡「シャボン玉」の英語版を合唱しました。 当学会の山田…
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第3回 全国大会の報告
10月22日(日)、松本短期大学音楽棟(アルペンホール)で開催された 日本唱歌童謡教育学会「第3回 全国大会」…
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11月12日 屋繁男 喜寿記念ライブ「日本抒情歌を唄う」開催!
当学会員の屋繁男が、バイオリン伴奏で日本抒情歌を唄います。 会費は2,500円(飲食物持ち込み可)です。 ぜひ…
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10 月22 日に第3回全国大会を開催します!
日本唱歌童謡教育学会「第3回 全国大会」が下記の予定で開催の運びとなりました。 ふるってご参加ください。 出席…
学会長からのご挨拶

童謡は「心のふるさと」という言葉があります。私たちが子どもの時に歌った童謡は、はじめの音が出るとメロディーと歌詞が自ずと出てきて、思わず懐かしい思いに捉われます。美しい日本語の言葉と、それに無理なく溶け合ったメロディーが深く心に刻まれているためでしょうか。歳を取るにつれて、新たな曲が頭の中に積み重なっていっても、心の基底部には、幼児期と小児期に培われた歌い慣れたメロディーが横たわっていると言えましょう。
ところが、音と言葉の原点をはぐくむ唱歌や童謡が、あまり歌われなくなってきているということを最近しばしば耳にするにつけ、何か取り返しのつかないことが起こりつつあるのではという危機感を覚えています。日本人が当たり前に持っていた心の中の「音の原風景」が風化と喪失にさらされている危険が迫っているようにも思えます。このような危惧すべき状況を座視するのでなく、私たちには何らかの行動を起こすことが今こそ求められているように思われます。
幸いにも童謡が片隅に追いやられつつある現状を嘆いて、童謡を守り歌い継ぐ動きが、日本の各地で澎湃と起こりつつあります。今まで童謡を楽しんで歌い守ってこられた団体や個人の方々と共に、童謡が私たちの生活に及ぼす意味の淵源を考え、童謡を再び身近な存在に復すべく、私たちはここに「日本唱歌童謡教育学会」を結成し、多方面の方々からのご参画を募ることにいたしました。
学会と名付けても、決して堅苦しく「学を衒う」ものではなく、唱歌・童謡を愛する人の集まりという基調性を守っていくつもりです。また、幼稚園・小中学校など教育面で果たす唱歌童謡の重要性に鑑み「教育学会」といたしました。教育現場の先生方をはじめとして、多方面でご活躍されている皆さま方から、積極的なご参加をいただくよう切にお願い申し上げる次第です。音楽と言葉を話題の中心に、皆さまと共に楽しく有意義な集まりにするよう努めていくつもりですので、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
日本唱歌童謡教育学会
会長 木内義勝(松本短期大学学長)
お気軽にお問い合わせください。0263-58-4660
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