日本唱歌童謡教育学会は、唱歌、童謡、わらべうた、日本歌曲等に関する研究
を通して、教育活動の発展に貢献することを目的とします。
昨今、子どもたちが童謡・唱歌や、わらべうたを歌う姿がなくなっています。
日本の文化というべき楽曲が私たちの世代で
消えてしまうことに心を痛めている方も多いと思います。
ともに歌い、学びましょう。
次世代に歌い継いでいくために、
いっしょに活動してまいりましょう。
主な活動内容
関連イベント
関連団体

活動報告
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5月24日〜29日「展覧会 金子みすゞの詩」が松屋銀座にて開催
「展覧会 金子みすゞの詩」が松屋銀座にて開催されます。金子みすゞが参加していた童謡同人誌『曼珠沙華』も初展示! 当学会員には、ひとり2枚まで招待券をプレゼントします!詳細はメールでお問合せください。 100年の時を越えて […]
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「アルプス一万尺」の歌詞は「子ヤギ」ではなく「小槍」
当学会の山田真治理事が、信濃毎日新聞デジタルの「アルプス一万尺」の記事に登場。 「アルプス一万尺」は、米の独立戦争時代のフォークソング「ヤンキー・ドゥードゥル」が原曲。 大正末期から昭和初期ごろ、日本語の歌詞が付いて「ア […]
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5月5日「水芭蕉コンサート in 愛知:名古屋公演 中田喜直 生誕100年」開催
中田喜直先生は1923年8月1日にお生まれになられました。 今年で生誕100年です。 2000年5月3日、初夏の爽やかな陽に天国へ旅立たれ、ご葬儀は5月5日、子どもの日でした。 今年の水芭蕉忌コンサートは喜直先生の生涯を […]
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5月7日 ライブ「屋繁男 日本抒情歌を唄う」開催!
当学会員の屋繁男が、バイオリン伴奏で、日本抒情歌を唄います。 会費は2,500円(飲食物持ち込み可)です。 第38回ライブ「屋繁男 日本抒情歌を唄う」 ・日 時 5月7日(日)14:00〜 ・場 所 タンゴバー「SIN […]
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水芭蕉ピアノコンクール鹿児島大会の報告
3月26日(日)、第8回水芭蕉コンクール〜中田喜直ピアノコンクール〜鹿児島大会が、鹿児島県鹿児島市喜入町の「きいればホール」で開催されました。 日本唱歌童謡教育学会が後援しています。 中田喜直夫人の中田幸子先生、日本唱歌 […]
学会長からのご挨拶

童謡は「心のふるさと」という言葉があります。私たちが子どもの時に歌った童謡は、はじめの音が出るとメロディーと歌詞が自ずと出てきて、思わず懐かしい思いに捉われます。美しい日本語の言葉と、それに無理なく溶け合ったメロディーが深く心に刻まれているためでしょうか。歳を取るにつれて、新たな曲が頭の中に積み重なっていっても、心の基底部には、幼児期と小児期に培われた歌い慣れたメロディーが横たわっていると言えましょう。
ところが、音と言葉の原点をはぐくむ唱歌や童謡が、あまり歌われなくなってきているということを最近しばしば耳にするにつけ、何か取り返しのつかないことが起こりつつあるのではという危機感を覚えています。日本人が当たり前に持っていた心の中の「音の原風景」が風化と喪失にさらされている危険が迫っているようにも思えます。このような危惧すべき状況を座視するのでなく、私たちには何らかの行動を起こすことが今こそ求められているように思われます。
幸いにも童謡が片隅に追いやられつつある現状を嘆いて、童謡を守り歌い継ぐ動きが、日本の各地で澎湃と起こりつつあります。今まで童謡を楽しんで歌い守ってこられた団体や個人の方々と共に、童謡が私たちの生活に及ぼす意味の淵源を考え、童謡を再び身近な存在に復すべく、私たちはここに「日本唱歌童謡教育学会」を結成し、多方面の方々からのご参画を募ることにいたしました。
学会と名付けても、決して堅苦しく「学を衒う」ものではなく、唱歌・童謡を愛する人の集まりという基調性を守っていくつもりです。また、幼稚園・小中学校など教育面で果たす唱歌童謡の重要性に鑑み「教育学会」といたしました。教育現場の先生方をはじめとして、多方面でご活躍されている皆さま方から、積極的なご参加をいただくよう切にお願い申し上げる次第です。音楽と言葉を話題の中心に、皆さまと共に楽しく有意義な集まりにするよう努めていくつもりですので、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
日本唱歌童謡教育学会
会長 木内義勝(松本短期大学学長)
お気軽にお問い合わせください。0263-58-4660
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