日本唱歌童謡教育学会は、唱歌、童謡、わらべうた、日本歌曲等に関する研究
を通して、教育活動の発展に貢献することを目的とします。
昨今、子どもたちが童謡・唱歌や、わらべうたを歌う姿がなくなっています。
日本の文化というべき楽曲が私たちの世代で
消えてしまうことに心を痛めている方も多いと思います。
ともに歌い、学びましょう。
次世代に歌い継いでいくために、
いっしょに活動してまいりましょう。
主な活動内容
関連イベント
関連団体

活動報告
-
8/26の 関東地区 例会の報告
8月26日、キスソニックス株式会社にて、東日本支部 第3回 関東地区例会を開催しました。 長野からは松本短大の…
-
日本歌唱指導者資格検定 実施報告
8月17日(木)、18日(金)の二日間、松本短期大学アルペンホールにて、日本歌唱指導者資格検定が行われ、合格者…
-
8/6の長野地区 第1回 例会の報告
8月6日、松本短期大学音楽棟にて、東日本支部長野地区の第1回例会を開催しました。 研究報告に対して活発な質疑が…
-
英語の授業で童謡を使った「メンタルセラピー」
長野大学企業情報学部の山西敏博教授(当学会理事)は同大学の英語の授業で、童謡を使った「メンタルセラピー」を実践…
-
7/16の愛知・岐阜・静岡地区 第1回 例会の報告
7/16の愛知・岐阜・静岡地区 第1回 例会の報告 7月16日、日本唱歌童謡教育学会名古屋葵研修室にて、東日本…
学会長からのご挨拶

童謡は「心のふるさと」という言葉があります。私たちが子どもの時に歌った童謡は、はじめの音が出るとメロディーと歌詞が自ずと出てきて、思わず懐かしい思いに捉われます。美しい日本語の言葉と、それに無理なく溶け合ったメロディーが深く心に刻まれているためでしょうか。歳を取るにつれて、新たな曲が頭の中に積み重なっていっても、心の基底部には、幼児期と小児期に培われた歌い慣れたメロディーが横たわっていると言えましょう。
ところが、音と言葉の原点をはぐくむ唱歌や童謡が、あまり歌われなくなってきているということを最近しばしば耳にするにつけ、何か取り返しのつかないことが起こりつつあるのではという危機感を覚えています。日本人が当たり前に持っていた心の中の「音の原風景」が風化と喪失にさらされている危険が迫っているようにも思えます。このような危惧すべき状況を座視するのでなく、私たちには何らかの行動を起こすことが今こそ求められているように思われます。
幸いにも童謡が片隅に追いやられつつある現状を嘆いて、童謡を守り歌い継ぐ動きが、日本の各地で澎湃と起こりつつあります。今まで童謡を楽しんで歌い守ってこられた団体や個人の方々と共に、童謡が私たちの生活に及ぼす意味の淵源を考え、童謡を再び身近な存在に復すべく、私たちはここに「日本唱歌童謡教育学会」を結成し、多方面の方々からのご参画を募ることにいたしました。
学会と名付けても、決して堅苦しく「学を衒う」ものではなく、唱歌・童謡を愛する人の集まりという基調性を守っていくつもりです。また、幼稚園・小中学校など教育面で果たす唱歌童謡の重要性に鑑み「教育学会」といたしました。教育現場の先生方をはじめとして、多方面でご活躍されている皆さま方から、積極的なご参加をいただくよう切にお願い申し上げる次第です。音楽と言葉を話題の中心に、皆さまと共に楽しく有意義な集まりにするよう努めていくつもりですので、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
日本唱歌童謡教育学会
会長 木内義勝(松本短期大学学長)
お気軽にお問い合わせください。0263-58-4660
お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください。